衝撃の3年連続!大谷翔平がハンク・アーロン賞とMVPをW受賞!歴史的快挙で今オフも「5冠」達成
概要
ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手が、またしても野球の歴史を塗り替えました。
2025年11月14日(日本時間)、今シーズン最も優れた打者に贈られる「ハンク・アーロン賞」の受賞者が発表され、大谷選手がナショナル・リーグの受賞者として選出されました。
2023年のエンゼルス時代(ア・リーグ)、2024年のドジャース移籍1年目(ナ・リーグ)に続く、驚異の「3年連続3度目」の受賞となります。
さらに同日、全米野球記者協会(BBWAA)が選ぶナ・リーグの「最優秀選手賞(MVP)」も受賞。
MVPも2023年、2024年に続く「3年連続4度目」の受賞となり、ハンク・アーロン賞とMVPのダブル受賞という歴史的な1日となりました。
メディアでは、これらを含む主要アワードを総なめにする「5冠」達成と報じられており、大谷選手の支配的なシーズンが改めて証明されました。
詳細
3年連続ハンク・アーロン賞の偉業
ハンク・アーロン賞は、MLBの通算本塁打記録(当時)を樹立した偉大な打者ヘンリー・“ハンク”・アーロン氏の功績を称え、1999年に創設された賞です。
ファン投票に加え、殿堂入り選手らで構成される選考委員会の投票によって、両リーグで最も攻撃面で優れた選手が選出されます。
大谷選手は2023年に日本人として初めてこの賞を受賞しました。
2024年にはナ・リーグに移籍して2年連続受賞(史上初の両リーグ受賞)を果たし、そして今年2025年、ついに3年連続での受賞となりました。
3年連続の受賞は、アレックス・ロドリゲス氏(2001~2003年)に並ぶ、史上2人目となる快挙です。
受賞理由:二刀流復活シーズンの圧巻の成績
2023年シーズンオフに右肘のトミー・ジョン手術を受け、2024年シーズンは打者に専念していました。
そして迎えた2025年シーズンは、術後のリハビリを経てマウンドにも復帰し、「二刀流」が完全復活したシーズンとなりました。
打者としては、ドジャースの強力打線の中核を担い、打率.282、55本塁打、102打点を記録。
特にOPS(出塁率+長打率)は1.014と、両リーグを通じてトップクラスの数値を叩き出しました。
投手としても、シーズン中盤から先発ローテーションに復帰し、プレーオフ進出に貢献しました。
この「投打両方での圧倒的な貢献」が、3年連続のハンク・アーロン賞およびMVP受賞という前人未到の評価につながりました。
止まらない受賞ラッシュ「5冠」達成
大谷選手の受賞は、この2つの大きな賞だけにとどまりません。
ハンク・アーロン賞とMVPが発表されたこの日は、メディアが「1日で4冠」と報じるほどの受賞ラッシュとなりました。
このオフシーズン、大谷選手はすでに選手間投票で選ばれる「プレーヤーズ・チョイス・アワード」の最優秀選手や、ポジションごとの最強打者を選ぶ「シルバースラッガー賞」(指名打者部門)なども受賞しています。
「ハンク・アーロン賞」「MVP」「選手間投票MVP」「シルバースラッガー賞」「エドガー・マルティネス賞(最優秀指名打者)」など、打撃に関する主要タイトルを軒並み獲得していることから、メディアでは「5冠」という言葉で、その圧倒的な受賞ラッシュが報じられています。
参考動画
まとめ
2025年シーズンは、大谷翔平選手がトミー・ジョン手術という大きな困難を乗り越え、「二刀流」として完全復活を果たした象徴的な年となりました。
その結果として、3年連続でのハンク・アーロン賞とMVPのダブル受賞という、もはや「異次元」としか言いようのない金字塔を打ち立てました。
特にハンク・アーロン賞での3年連続受賞は、球史に残る偉大な打者A.ロッド氏に並ぶ記録であり、大谷選手が現代MLBにおいて「最強の打者」であることを満場一致で示した形です。
ドジャースとの契約はまだ8年も残っています。
来シーズン、さらに健康になった大谷選手がどのようなパフォーマンスを見せてくれるのか、そしていくつの記録を更新し、いくつのトロフィーを手にするのか、全世界の野球ファンの期待は高まるばかりです。
関連トピック
ハンク・アーロン (Hank Aaron): 通算755本塁打(当時歴代1位)を記録した、MLBの伝説的ホームラン王です。この賞の名前の由来となっています。
MVP (Most Valuable Player): 全米野球記者協会(BBWAA)の投票で選ばれる、レギュラーシーズンで最も価値のある活躍をした選手に贈られる賞。大谷選手はこれで3年連続4度目の受賞となりました。
アレックス・ロドリゲス (Alex Rodriguez): 通算696本塁打を放った強打者で、ハンク・アーロン賞を史上最多の4回受賞しています。3年連続受賞(2001-03年)の記録で大谷選手と並びました。
シルバースラッガー賞: ポジションごとに最も優れた打撃成績を残した選手に贈られる賞で、大谷選手は指名打者(DH)部門で選出されています。
トミー・ジョン手術: 肘の靭帯再建手術。大谷選手は2018年と2023年の2度にわたりこの手術を受け、復活を果たしています。
関連資料
MLB 2025年 ワールドシリーズ チャンピオン ドジャース Blu-ray: 大谷選手が中心となり、2年連続(2024年・2025年)のワールドシリーズ制覇を果たしたドジャースの軌跡を収録した公式記念ディスクです。
大谷翔平 2025年シーズン 記念フレーム: 3年連続のハンク・アーロン賞とMVP受賞を記念して発売が予想される公式フォトフレームや記念グッズです。
Number MLB特集号「大谷翔平 2025年の真実」: 毎シーズン、大谷選手の活躍を深掘りするスポーツ雑誌。二刀流復活と歴史的受賞ラッシュの裏側に迫る特集が期待されます。

