今日は何の日?【2月17日】極寒の芸術「天使の囁き」とガチャの日、そして旧正月の新たな始まり
2026年2月17日の概要
2026年2月17日(火曜日)。本日の六曜は「先勝(せんしょう/さきがち)」です。
「先んずれば即ち勝つ」とされるこの日は、午前中が吉、午後は凶(特に2時から6時)と言われています。さらに本日は、旧暦の1月1日、つまり「旧正月(春節)」にあたります。
新暦のお正月でやり残したことや、三日坊主になってしまった目標がある方にとっては、今日が「セカンド・チャンス」とも言える、心機一転に最適なスタートの日です。
記念日としては、北海道の厳しい寒さが生んだロマンチックな記念日「天使の囁きの日」や、日本の食卓を支える「千切り大根(切干大根)の日」、そして大人も子供も夢中になる「ガチャの日」など、冬の寒さを楽しみに変えるようなトピックが目白押しです。
また、歴史的にはプッチーニの名作オペラ『蝶々夫人』が初演された日でもあります。
寒さがまだ厳しい時期ですが、今日は少し視点を変えて、冬の美しさや伝統食材の知恵、そして遊び心に触れる一日にしてみませんか?
2月17日の詳細:記念日と文化
極寒の芸術「天使の囁きの日」
「天使の囁き」という美しい名前の記念日ですが、その由来は想像を絶する厳しさにあります。
1978年(昭和53年)の2月17日、北海道幌加内町(ほろかないちょう)母子里(もしり)で、気象庁の公式記録とはなりませんでしたが、非公式ながら国内最低気温となる「マイナス41.2℃」が記録されました。
この記録的な寒さを逆手にとり、極寒の地でしか見られない自然現象「ダイヤモンドダスト」の美しさを伝えようと、1994年に制定されたのがこの日です。
ダイヤモンドダストとは、大気中の水蒸気が昇華して小さな氷の結晶となり、太陽の光を浴びてキラキラと輝きながら舞う現象のこと。
その神秘的な光景は、まるで天使が舞い降りて何かを囁いているかのように見えることから、この名が付けられました。
富山などの雪国にお住まいの方々にとっても寒さは厳しいものですが、冷え込んだ朝にふと窓の外を見たとき、空気がきらめく瞬間に出会えるかもしれません。それは、冬だけがくれる特別な贈り物です。
太陽の恵み「千切り大根(切干大根)の日」
「千切り大根」の「千」の字を分解すると「二」と「1」に見えること(あるいは千を崩すと七に見える説)、そしてこの時期が切干大根の生産最盛期であることから制定されました。
大根は、天日で干すことで水分が抜け、栄養価と旨味がギュッと凝縮されます。
生の大根と比べると、カルシウムは約20倍、鉄分は約30倍、食物繊維は約15倍にも跳ね上がると言われています。
昔ながらの「おふくろの味」としての煮物はもちろん素晴らしいですが、最近では健康やフィットネスを意識する層の間で、水で戻してそのまま食べる「切干大根のサラダ」や、ヨーグルトで戻すレシピなども注目されています。
太陽のエネルギーを蓄えた乾物は、冬場の体調管理に欠かせない「天然のサプリメント」と言えるでしょう。
カプセルに詰まった夢「ガチャの日」
1965年(昭和40年)のこの日、アメリカから輸入されたカプセルトイ(当時はペニー商会製)の自動販売機が、日本で初めて設置されました。
当時の子供たちにとって、硬貨を入れてハンドルを回し、「何が出てくるかわからない」ワクワク感を味わえるガチャガチャは、駄菓子屋の店先での最大の楽しみでした。
当時は1回10円や20円でしたが、現在では精巧なフィギュアや実用的な雑貨が入った数百円〜千円以上の商品も登場し、「第4次カプセルトイブーム」と呼ばれるほどの市場規模になっています。
お孫さんとの会話の種に、あるいは童心に帰って、駅やショッピングモールで見かけたガチャを回してみてはいかがでしょうか。
そこには、小さなカプセルに詰め込まれた「驚き」というエンターテインメントがあります。
文化と歴史:『蝶々夫人』と旧正月
文化面では、1904年にジャコモ・プッチーニのオペラ『蝶々夫人』がミラノ・スカラ座で初演されました。
長崎を舞台に、没落藩士の娘・蝶々さんとアメリカ海軍士官ピンカートンの悲恋を描いたこの作品は、初演時は大失敗だったといいますが、改訂を重ねて世界中で愛されるオペラとなりました。
「ある晴れた日に」などの名アリアは、今日でも多くの人々の心を揺さぶり続けています。
そして、今日は旧暦の元日(旧正月)。アジア圏では春節として盛大に祝われます。
六曜も「先勝」にリセットされるこの日、1月に立てた目標が揺らいでいるなら、今日からまた新しく始めれば良いのです。
「先んずれば勝つ」の通り、午前中に新しい手帳を開いたり、新しい習慣を始めたりすることで、運気を味方につけることができるでしょう。
まとめ
2月17日は、記録的な寒さと、それを楽しむ心の余裕が生んだ「天使の囁きの日」。そして、先人の知恵が詰まった「切干大根」、遊び心の原点「ガチャの日」と、バラエティ豊かな記念日が並びます。
寒さが厳しい一日になりそうですが、ダイヤモンドダストを探して空を見上げたり、食卓に栄養満点の切干大根を並べたり、あるいは帰り道に少し寄り道してガチャガチャを覗いてみたり。
「旧正月」という節目でもある今日、日常の中に小さな「新しさ」や「発見」を取り入れることで、心は温かく、前向きになれるはずです。
先勝の火曜日、午前中の勢いを大切に、素晴らしい一日をお過ごしください。
ご注意:これは情報提供のみを目的としています。食事療法や健康効果については個人差がありますので、医学的なアドバイスについては専門家にご相談ください。
関連トピック
ダイヤモンドダスト(細氷):
氷点下10℃以下などの厳しい気象条件で発生する大気現象。
太陽光に反射してきらめく様子は幻想的ですが、発生には快晴で風が弱いことなど、多くの条件が必要です。
カプセルトイ(ガチャガチャ):
硬貨を入れてレバーを回すとカプセル入りの玩具が出てくる自動販売機。
日本独自の進化を遂げ、現在では成田空港に大量設置されるなど、外国人観光客へのお土産としても人気を博しています。
旧正月(春節):
太陰太陽暦(旧暦)における1月1日。中国、台湾、韓国、ベトナムなどでは、新暦の正月よりも盛大に祝われる最大の祝日です。
日本でも横浜中華街などでイベントが行われます。
切干大根:
大根を細く切り、天日で乾燥させた乾物。保存性が高く、生の大根よりも栄養価が高いのが特徴。
「煮物」のイメージが強いですが、戻し汁には甘みと旨味が出ているため、味噌汁やスープに使うのもおすすめです。
関連資料
『蝶々夫人』 (DVD/Blu-ray):
プッチーニの最高傑作の一つとされるオペラ。
日本を舞台にした悲恋の物語を、美しいアリアと共に堪能できる映像作品。
『切干大根のレシピ帖』:
地味になりがちな切干大根を、サラダ、炒め物、洋風アレンジなどで楽しむためのアイデアが詰まったレシピ本。
『日本カプセルトイの歴史』:
1965年の初上陸から現在のブームまで、日本のガチャガチャ文化の変遷を辿る資料性の高い一冊。
懐かしいアイテムの写真も満載です。
