【親御さん必見】子供に大人気「ロブロックス」とは？潜む危険性と最新の安全対策を徹底解説

大人気ゲームプラットフォーム「ロブロックス」の概要
ロブロックスの詳細と現状の問題点・対策
ロブロックスの参考動画
ロブロックスとの付き合い方まとめ
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大人気ゲームプラットフォーム「ロブロックス」の概要

「子供が『ロブロックス』というゲームに夢中だけど、どんなものかよく分からない」「ニュースでトラブル事例を聞いて不安」。

現在、小学生を中心に爆発的な人気を誇るオンラインゲーミングプラットフォーム「Roblox（ロブロックス）」。
世界中で1日あたり数千万人以上がアクセスするこの巨大なバーチャル空間は、単なるゲームではなく、ユーザー自身がゲームを作り、それを公開して他者と遊べる「次世代の遊び場（メタバース）」です。

創造性を育む教育ツールとしての一面を持つ一方で、不適切なコンテンツへの接触、高額課金トラブル、そしてオンライン上の悪意ある大人との接触など、保護者が知っておくべき深刻なリスクも存在します。

2024年後半から2025年にかけて、運営元も13歳未満への規制強化に乗り出していますが、それでもトラブルは後を絶ちません。
本記事では、ロブロックスの基本的な仕組みから、今起きている具体的な問題点、そして子供を守るために親が必ず設定すべき「ペアレンタルコントロール」の最新事情までを徹底解説します。

ロブロックスの詳細と現状の問題点・対策

ロブロックス（Roblox）とは何か？

ロブロックスは、一つの決まったゲームではありません。「YouTubeのゲーム版」と考えると分かりやすいでしょう。
プラットフォーム上には、世界中のユーザーが作成した数千万以上の「エクスペリエンス（ゲーム）」が存在します。
鬼ごっこ、アスレチック（オービー）、ペット育成、街づくり、ロールプレイなどジャンルは無限大です。

基本プレイは無料ですが、アバター（自分の分身）を着飾るアイテムや、ゲーム内での有利な能力を購入するために「Robux（ロバックス）」という仮想通貨を使用します。
また、プログラミング言語「Lua」を使って自分でゲームを作ることができるため、欧米では教育教材としても高く評価されています。

現状の問題点：光の裏にある影

急速な普及に伴い、以下のような深刻な問題が浮き彫りになっています。

1. 不適切なコンテンツとグルーミング（性被害）

運営側もAIや人力で監視を行っていますが、監視の目をすり抜けた「アダルト要素を含むゲーム」や「過激な暴力表現」が突如として現れることがあります。
また、チャット機能を通じて子供に近づき、別のアリ（Discordなど）へ誘導して性的な画像を要求したり、個人情報を聞き出そうとする「グルーミング」の被害も世界的に報告されています。

2. 高額課金と詐欺トラブル

「Robux」は現実のお金で購入します。親のクレジットカードを勝手に使い込み、数十万円を請求される事例が後を絶ちません。
また、「無料でRobuxをあげる」と騙ってアカウントを乗っ取る詐欺サイトや、ゲーム内でのアイテムトレード詐欺も横行しています。

3. いじめと暴言

チャット機能での暴言や、特定のプレイヤーを集団で執拗に攻撃するなどのネットいじめが発生しやすい環境でもあります。

親がやるべき「鉄壁の守り」：ペアレンタルコントロール

ロブロックスを安全に遊ばせるためには、親の管理が不可欠です。以下の設定を必ず確認してください。

正しい生年月日の登録: 子供の年齢を偽って大人として登録すると、全ての規制が無効になります。必ず実年齢で登録してください。
PINコードの設定: 子供が勝手に設定を変更できないよう、4桁の暗証番号（PIN）を設定します。
チャットフィルターの活用: 「プライバシー設定」から、チャットできる相手を「誰ともしない」または「友達のみ」に制限します。低年齢の場合は「オフ」が推奨されます。
課金制限: スマホ側の設定（スクリーンタイムやGoogleファミリーリンク）で、アプリ内課金を許可制にするか、毎月の上限額を設定します。
「アカウント制限」のオン: これをオンにすると、Robloxが公式に推奨する「全ての年齢対象」の健全なコンテンツしか表示されなくなります。

ロブロックスの参考動画

ロブロックスとの付き合い方まとめ

ロブロックスは、子供たちの創造性を刺激し、プログラミング思考を養う素晴らしいプラットフォームになり得ます。
しかし、そこは「デジタルの繁華街」でもあり、子供だけで歩かせるには危険が伴います。

「禁止」するだけでは、子供は隠れてやるようになります。重要なのは「対話」と「設定」です。
「どんなゲームが好きなの？」「変な人に話しかけられたらどうする？」と日常的に会話を持ち、親子で一緒にルールを作り上げることが、最強のセキュリティソフトとなります。
テクノロジーの進化と共に、親のリテラシーもアップデートしていく必要があります。