【2025年最新版】フォーブス「世界で最もパワフルな女性」TOP5発表！日本から高市首相、初の快挙も

フォーブス「世界で最もパワフルな女性」ランキングの概要

毎年12月に米経済誌フォーブス（Forbes）が発表する恒例のランキング「世界で最もパワフルな女性100人（The World’s 100 Most Powerful Women）」。

資産、メディア掲載回数、影響力、活動範囲の広さを基準に選出されるこのリストは、その年の世界の情勢を映し出す鏡として大きな注目を集めています。

2025年版のランキングでは、常連の欧州リーダーたちが上位を維持する一方で、日本の政治史に残る大きな変動がランキングにも反映される結果となりました。

本記事では、つい先日発表されたばかりの最新トップ5の顔ぶれと、なぜ彼女たちが選ばれたのか、その背景を詳しく解説します。

2025年のトップ5は、全員が政治・政策決定に関わるリーダーで占められる結果となりました。これは世界が直面する地政学的リスクや経済的不安に対し、女性リーダーの手腕がかつてないほど重要視されていることを示しています。

ドイツ出身の彼女は、4年連続で堂々の1位に輝きました。欧州連合（EU）の行政執行機関のトップとして、ウクライナ情勢への対応や気候変動対策、そして巨大IT企業への規制強化など、世界規模の課題に対して揺るぎないリーダーシップを発揮し続けています。

2位には、欧州の金融政策を司るラガルド総裁がランクイン。インフレ抑制と経済成長のバランスという難題に対し、巧みなかじ取りを行っている点が評価されました。彼女の発言一つ一つが世界市場を動かすほどの影響力を持っています。

今年のランキングで最大の驚きと注目を集めたのが、3位にランクインした日本の高市早苗首相です。日本憲政史上初の女性首相としての就任、およびそのタカ派的な政策スタンスと強力なリーダーシップが国際的にも高く評価され、アジア地域で最も影響力のある女性としてトップ3入りを果たしました。

イタリア初の女性首相であるメローニ氏は、就任以来、国内の高い支持率を背景に欧州政治の中で存在感を高めています。保守的な政策を掲げつつも、国際協調を重視する現実的な外交手腕が評価され、昨年に続き上位をキープしました。

5位には、メキシコ初の女性大統領として2024年に就任したシェインバウム氏が入りました。科学者（物理学者）としてのバックグラウンドを持ち、気候変動対策や社会福祉政策に力を入れる彼女は、ラテンアメリカにおける新しい女性リーダーの象徴となっています。

2025年の「世界で最もパワフルな女性」ランキングは、トップ5全員が国家または国際機関のトップという、まさに「政治の年」を象徴する結果となりました。

特に、長年「ガラスの天井」が厚いと言われてきた日本からトップ3に食い込むリーダーが現れたことは、日本のジェンダー・ギャップ指数にも今後大きな影響を与える歴史的な転換点と言えるでしょう。

彼女たちの決断と行動は、2026年以降の世界情勢を大きく左右することになります。私たちもその動向から目を離すことができません。