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【嘘みたいな本当の笑い話】庭用の椅子と風船で空を飛んだ男!高度4600メートルからの生還劇と笑える結末

エンタメ
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はじめに

毎日のお仕事や家事、学業など、本当にお疲れ様です。生きていれば、思い通りにいかなくて気分が沈んでしまったり、ストレスで押しつぶされそうになったりする夜もありますよね。そんな時、少しでも気持ちを切り替えるために「クスッと笑える面白い話」を探してこのブログを訪れてくださったあなたのその前向きな行動力は、本当に素晴らしいものです。心から拍手を送りたいと思います。

今回は、一個人の途方もない夢が引き起こした「嘘みたいな本当の笑い話」をご紹介します。スウェーデン海軍の騒動やオーストラリア軍のエミュー戦争にも負けない、アメリカで実際に起きた信じられないような珍事件です。ある一人の平凡な男性が、庭に置くような普通の椅子と大量の風船を使って大空へ飛び立ち、あろうことか旅客機が飛ぶようなとんでもない高さまで上昇してしまったという、まるで漫画や映画のような実話です。

👇 本記事でわかる3つの重要ポイント 👇

  • 【テーマ1】普通のトラック運転手が空を飛ぶという突拍子もない夢を抱いた理由
  • 【テーマ2】気象用バルーンと庭用チェアで作られた手作り飛行機の秘密
  • 【テーマ3】旅客機のパイロットも驚愕した上空での大騒動と笑える結末

このお話を読み終わる頃には、「人間ってなんて馬鹿馬鹿しくて、そしてなんて愛おしい生き物なんだろう」と、今抱えている悩みが少しだけ小さく感じられるかもしれません。どうか温かいお茶でも飲みながら、肩の力を抜いて最後まで楽しんでいってくださいね。

なぜ彼は空を飛びたかったのか?あるトラック運転手の秘めたる夢

この信じられないような出来事の主人公は、アメリカのカリフォルニア州に住んでいたラリー・ウォルターズという男性です。1982年当時、彼は33歳で、ごく普通のトラック運転手として生計を立てていました。どこにでもいるような平凡な青年でしたが、彼の胸の中には幼い頃からどうしても捨てきれない、ある一つの大きな夢がありました。

その夢とは、「自分の力で大空を自由に飛ぶこと」です。

ラリーは子供の頃から空に強い憧れを抱いており、大人になったら空軍に入隊して戦闘機のパイロットになることを夢見ていました。しかし、彼には視力が非常に悪いという決定的な弱点がありました。当時の軍の厳しい基準では、メガネをかけているラリーがパイロットになることは絶対に不可能だったのです。夢を絶たれた彼は、仕方なくトラック運転手という地に足の着いた職業を選びました。

しかし、毎日ハンドルを握って長く退屈なハイウェイを走りながらも、彼が窓越しに見上げるのはいつも青く澄んだ大空でした。「どうしても、一度でいいから空を飛んでみたい」。その強烈な思いは、年齢を重ねるごとに消えるどころか、ますます大きくなっていったのです。

そしてある日、軍の払い下げ品などを眺めていた彼の脳裏に、あるとんでもないアイデアが閃きました。「飛行機が操縦できないなら、風船にぶら下がって飛べばいいじゃないか!」という、まるで小学生が考えるような無邪気で恐ろしい計画でした。ここから、歴史に残る大騒動の幕が上がることになります。

ホームセンターで揃えた装備!手作り飛行機「インスピレーションI号」の誕生

思い立ったら吉日とばかりに、ラリーはすぐさま計画の実行に移りました。しかし、彼は航空工学の専門家でもなければ、大金持ちでもありません。彼が向かったのは、特別な研究施設などではなく、なんと地元のホームセンターと軍用品の放出品を扱うお店でした。

彼が飛行のために用意した「機体」は、休日に庭でくつろぐために使う、アルミフレームにビニール紐が張られたごく普通の「庭用チェア(ローンチェア)」でした。そして、その椅子を空に引っ張り上げるための動力として、気象観測などに使われる巨大なゴム気球をなんと45個も買い込んだのです。一つの気球は直径が1メートル以上もある巨大なものでした。

ラリーは、友人たちを自宅の裏庭に集め、この極秘プロジェクトを手伝わせました。椅子に太いロープで45個の気球をしっかりと結びつけ、そこにヘリウムガスをパンパンに充填していきます。彼らはこの手作りの飛行装置に「インスピレーションI号」という立派な名前をつけました。

ラリーの当初の計画はこうでした。自分の家の裏庭から、地上10メートルほどの高さまでふわりと浮かび上がり、上空で持参したサンドイッチを食べながら冷たいビールを飲む。数時間ほど美しい景色を楽しんだら、持っていた空気銃(ペレットガン)で風船をいくつか撃ち抜いて割ることで浮力を減らし、ゆっくりと安全に地面に降りてくる。実にシンプルで、完璧な計画のように思えました。

出発の日、彼はパラシュートを背負い、サンドイッチと数本のビール、現在地を知らせるためのCB無線機、そして風船を割るための空気銃を抱えて、庭用チェアに深く腰掛けました。椅子は、安全のために愛車のジープのバンパーに太いロープで固定されていました。「準備はいいぞ、ロープを切ってくれ!」ラリーが合図を出したその瞬間、彼の完璧な計画は音を立てて崩れ去ることになります。

予想外の急上昇!時速数千メートルで空へ引きずり込まれた男の恐怖

友人がジープと椅子を繋いでいたロープをナイフで切断した瞬間、ラリーが想像していた「ふわりと浮かび上がる」というロマンチックな光景は一切起こりませんでした。

45個の巨大なヘリウム気球が持つ浮力は、ラリーの計算を遥かに、そして絶望的なまでに超えていたのです。ロープが切れた途端、ラリーを乗せた庭用チェアは、まるで大砲から発射されたロケットのように、凄まじいスピードで真上へと弾き飛ばされました。

「うわあああああっ!」と叫ぶ暇もありません。あっという間に地上10メートルを通過し、100メートル、1000メートルと、信じられない速度で上昇を続けていきます。ラリーは椅子に強く縛り付けられていたため振り落とされずに済みましたが、あまりのスピードと恐怖で完全にパニック状態に陥ってしまいました。

計画では「風船を撃って降りる」はずでしたが、猛スピードで上昇して揺れまくる椅子の上で、銃を構えることなど到底できません。もし狙いを外して風船を割りすぎたり、バランスを崩したりすれば、そのまま真っ逆さまに墜落してしまいます。恐怖のあまり身動き一つとれなくなったラリーは、ただ椅子にしがみつきながら、空の彼方へと吸い込まれていくしかありませんでした。

そして、彼を乗せた庭用チェアがようやく上昇を止めたのは、なんと高度約4600メートル(約16000フィート)の上空でした。ここは、酸素が薄く、気温も氷点下に達するような過酷な環境です。しかも、その高さは民間航空機がビュンビュンと飛び交う、絶対に立ち入ってはいけない飛行ルートのど真ん中だったのです。

「椅子に座った男が飛んでいる!」旅客機パイロットたちのパニックと管制塔の大混乱

その頃、ロサンゼルス上空の飛行ルートを飛んでいた民間旅客機のコックピットでは、信じられない光景を目撃したパイロットたちが目を白黒させていました。

トランス・ワールド航空(TWA)のパイロットが窓の外をふと見たとき、雲のすぐそばを何か奇妙な物体が漂っているのに気づきました。目を凝らしてよく見ると、なんと普通の服を着た男が、庭で使うような安っぽい椅子に座り、大量の風船にぶら下がって空に浮いているではありませんか。しかも、その手にはなぜか銃(空気銃)が握られています。

パイロットは自分の目を疑い、慌てて地上の航空管制塔に無線で連絡を入れました。「管制塔、こちらTWA。信じられないかもしれないが、高度16000フィート付近で、男が……庭用の椅子に座って飛んでいるのを発見した」

続いて、近くを飛んでいたデルタ航空のパイロットからも同様のパニック気味の報告が入りました。「こちらデルタ航空!我々のすぐ横を、風船の束にぶら下がった椅子と男が通り過ぎていった!男は銃を持っている!」

報告を受けた管制塔のスタッフたちは大混乱に陥りました。「庭用の椅子だと?一体何の冗談だ?」「未確認飛行物体(UFO)の類ではないのか?」「いや、レーダーにも確かに何かが映っている!」と、管制室は蜂の巣をつついたような大騒ぎになりました。厳重に管理されているはずの空域に、エンジンも羽もない、ただの風船と椅子が侵入してきたのですから、無理もありません。

一方、上空4600メートルに取り残されたラリー本人は、薄い酸素と凍えるような寒さの中でガタガタと震えながら、「自分はとんでもないことをしてしまった」と深い後悔に包まれていました。大空を飛ぶという長年の夢は叶いましたが、それはあまりにも恐ろしい形での実現だったのです。

決死の帰還作戦と送電線への不時着劇!奇跡の生還

高度4600メートルで風に流されながら、ラリーは決死の覚悟を決めました。このままでは凍死するか、酸素不足で意識を失ってしまいます。「なんとしても自力で降りなければならない」と、震える手で空気銃を構えました。

パンッ!パンッ!と、慎重に上部の風船をいくつか撃ち抜きました。ガスが抜け、少しずつ椅子が降下を始めます。「よし、この調子だ」と思った矢先、寒さで手がかじかんでいたラリーは、誤って命綱である空気銃をはるか下界へと落としてしまったのです。

「ああ、終わった……」と絶望したラリーでしたが、幸いにもすでに十分な数の風船を割っていたため、椅子はゆっくりと、しかし確実に降下を続けていました。風に流されながらロサンゼルスのロングビーチ周辺までやってきた彼は、ついに地上の景色がはっきりと見えるところまで降りてきました。

しかし、ドラマは最後まで彼を放してはくれませんでした。着陸地点のコントロールができないため、風に任せて降りていくしかなく、あろうことか彼の椅子から伸びていたロープが、市街地の高圧送電線に絡まってしまったのです。

バチバチッ!という激しい火花とともに、送電線がショートし、周囲の広い地域が約20分間にわたって大規模な停電に見舞われました。しかし、この送電線に引っかかったことが、結果的にクッションの役割を果たし、ラリーは地面に激突することなく、無事に生還を果たすことができたのです。

宙吊りになった椅子から自力で這い降りたラリーを出迎えたのは、心配して集まった群衆と、サイレンを鳴らしながら駆けつけた大量の警察官たちでした。

逮捕とその後:「男にはやらなきゃいけない時がある」名言誕生の瞬間

地面に足をついた瞬間、ラリーは待ち構えていたロサンゼルス市警の警察官によってすぐさま逮捕されました。空の安全を管理する連邦航空局(FAA)も彼を厳しく処罰しようとしましたが、ここで一つの奇妙な問題が発生しました。

「庭の椅子と風船で空を飛んではならない」という法律が、当時のアメリカの航空法には存在しなかったのです。あまりにも前代未聞の出来事だったため、法律の専門家たちもどのような罪状を適用すればいいのか頭を抱えてしまいました。結局、ラリーは「無許可で民間航空機用の空域に侵入した罪」などで罰金を科されることになりましたが、のちにその罰金も大幅に減額されました。

逮捕され、手錠をかけられてパトカーに乗せられるラリーに対して、現場に駆けつけたテレビ局のレポーターがマイクを突きつけて質問しました。

「ウォルターズさん!あなたは一体、なぜこんな無謀なことをしたんですか!?」

その時、まだ上空の寒さで震えながらも、ラリーはレポーターの目を真っ直ぐに見つめ、歴史に残る有名な名言を口にしました。

「……男には、ただ座っているだけじゃダメな時があるんだ(A man can’t just sit around.)」

このあまりにもかっこよすぎるセリフ(椅子に座って飛んでいた本人が言うという痛烈なギャグを含んでいますが)と、彼の常識外れな行動力は、翌日の新聞やテレビで大々的に報じられ、ラリーは一躍アメリカ中の人気者となりました。テレビ番組に呼ばれたり、腕時計のコマーシャルに出演したりと、彼の人生は「風船飛行」をきっかけに大きく変わることになったのです。

彼が命を預けたあの「庭用チェア」は、現在でもスミソニアン博物館のコレクションとして大切に保管されており、人間の果てしない夢と無謀さの象徴として語り継がれています。

まとめ

ここまでお読みいただき、本当にありがとうございます。庭の椅子と風船で高度4600メートルまで飛んでしまったラリー・ウォルターズの、嘘のような本当の大冒険はいかがでしたでしょうか。

彼の行動は、客観的に見れば非常に危険で無謀であり、決して真似をしてはいけない愚かな行為かもしれません。しかし、「どうしても空を飛んでみたい」という純粋な夢を諦めきれず、ホームセンターの風船と庭の椅子という身近な道具だけで大空へと飛び出していった彼の姿には、なぜか不思議と心を打たれる魅力があります。

今、あなたを苦しめている出来事や、目の前に立ちはだかっている巨大な不安、あるいは人間関係の悩みなども、もしかしたら「空を飛ぶ」という途方もない夢に比べれば、少しだけ現実的で、解決策が見つけやすいものかもしれません。

人間は、時にとんでもない失敗をしたり、常識では考えられないような馬鹿なことをしてしまう生き物です。でも、だからこそ人生は面白く、笑いに満ちているのではないでしょうか。あなたが今抱えている重たい荷物や悩み事も、視点を変えてみれば、「なんだ、大空を漂う庭の椅子に比べたら、大したことないな」と笑い飛ばせる日が必ず来るはずです。

どうか、今抱えている心の緊張を少しだけ解いて、深く深呼吸をしてみてください。このブログのお話が、あなたの心に穏やかで優しい時間をもたらし、明日を生きるための小さな活力になることを、私は心から応援しています。明日は今日よりも、あなたがもっとたくさんの笑顔で過ごせますように。

参考リスト

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