はじめに
夏の定番メニューといえば、ピリッと辛くて食欲をそそるカレーライスですよね!その横にそっと添えられている赤や茶色の甘酸っぱい漬物、「福神漬」について詳しく考えたことはありますか?実は、7月29日は「福神漬の日」として制定されているんです。普段は何気なく食べているカレーのお供ですが、なぜこれほどまでに親しまれ、食卓に欠かせない存在になったのでしょうか。
👇 本記事でわかる3つの重要ポイント 👇
- 【由来の秘密】7月29日が「福神漬の日」と呼ばれる納得の理由
- 【名前の秘密】「福神漬」という縁起の良い名前がついたきっかけ
- 【味わいのひみつ】カレーとの抜群な相性を生み出す工夫と歴史
この記事を読むことで、福神漬に込められた知られざる歴史や美味しい魅力がスッキリ分かります!今日の晩ごはんにカレーが食べたくなること間違いなしの内容ですので、ぜひ最後まで楽しんでご覧ください。
福神漬の日とは?制定された理由と語呂合わせの秘密
7月29日は、日本の記念日として「福神漬(ふくじんづけ)の日」に制定されています。
この記念日を定めたのは、漬物や各種食品の製造・販売を手がける大手食品メーカーの株式会社新進(しんしん)です。
では、なぜ7月29日が選ばれたのでしょうか?その理由は、福神漬という名前に含まれる「七福(しちふく)」にちなんだ語呂合わせにあります。「7(しち)2(ふ)9(く)」という数字の読み方が「七福」に通じることから、この日が記念日として選ばれました。
また、7月下旬は本格的な夏の暑さが厳しくなる時期でもあります。食欲が落ちやすいこの季節に、夏バテ防止としてカレーライスを食べる機会が増えることから、カレーの良き相棒である福神漬けをより多くの人に親しんでもらいたいという思いも込められています。
7種類の野菜が織りなす縁起の良い味わいと名前の由来
福神漬の大きな特徴といえば、さまざまな種類の野菜が細かく刻まれて漬け込まれていることです。
実は、基本となる材料には「7種類」の野菜が使われています。一般的には、大根、ナス、カブ、ウリ、レンコン、シソ、ナタマメ(または竹の子や人参など)といった野菜が使われており、これが「七福神(七人の神様)」を連想させることから「福神漬」という目めでたい名前が付けられたと伝えられています。
江戸時代末期から明治時代にかけて、東京の上野にあるお漬物屋さんで考案されたのが始まりとされており、いろんな野菜の食感が一度に楽しめる、非常に工夫された伝統的なお漬物です。
なぜカレーライスの横には福神漬が添えられるようになったのか?
福神漬といえば、やっぱりカレーライスとの組み合わせが一番有名ですよね。
この黄金コンビが生まれたきっかけは、明治時代から大正時代にかけての乗客船(日本郵船の欧州航路)の食堂だと言われています。当時は船内で提供される洋風カレーに、イギリス風の薬味である「チャツネ(果物やスパイスを煮詰めた調味料)」を添えていました。しかし、あるときチャツネが手に入らなくなり、その代わりに試行錯誤して添えたのが日本の「福神漬」だったのです。
甘じょっぱくカリカリとした食感の福神漬は、スパイシーなカレーと見事な相性を見せ、瞬く間に評判となりました。その後、日本全国のレストランやご家庭へと広まり、現在に至るまで「カレーのお供」として定着していきました。
まとめ
7月29日の「福神漬の日」について、その由来や歴史をご紹介しました。
「7(しち)2(ふ)9(く)」の語呂合わせや、7種類の野菜を使うことによる七福神へのあやかりなど、普段何気なく食べている福神漬にはたくさんの素敵な意味が込められています。暑い夏を乗り切るためにも、7月29日は美味しいカレーライスに福神漬をたっぷり添えて、召し上がってみてはいかがでしょうか。

