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10月16日は辞書の日|由来はウェブスターの誕生日!辞書を引く楽しさを再発見

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おはようございます。10月16日は「辞書の日」です。

スマートフォンで何でも検索できる時代になり、分厚い辞書を開く機会はめっきり減りました。それでも、ページをめくっているうちに知らない言葉に出会う楽しさは、辞書ならではのものです。今日は、この記念日の由来になった人物と、辞書をもっと身近に楽しむコツをご紹介します。

この記事でわかること

  • 辞書の日が10月16日である理由
  • 「アメリカの辞書の父」ノア・ウェブスターの生涯
  • colorやcenterのスペルが生まれた背景
  • 大人が辞書を楽しく使うためのヒント

辞書の日とは?10月16日の由来

辞書の日は、アメリカの辞書編纂者ノア・ウェブスター(1758〜1843年)の誕生日にちなむ記念日です。ウェブスターは1758年10月16日、アメリカ東部のコネチカットで生まれました。

もともとはアメリカで「Dictionary Day(辞書の日)」として親しまれている非公式の記念日で、学校の授業で辞書を使ったゲームをしたり、新しい単語を覚えたりする日として広まりました。日本でも、言葉や辞書に親しむ日として紹介されています。

「アメリカの辞書の父」ノア・ウェブスターとは

教師として感じた「自分たちの教科書がない」悩み

ウェブスターはイェール大学を卒業後、弁護士を目指しましたが、学費の問題もあって教師の道を選びました。当時のアメリカは独立したばかりで、学校で使う教科書はイギリスから持ち込まれたものばかり。ウェブスターは「アメリカの子どもには、アメリカの教科書が必要だ」と考えました。

そこで彼が書いた英語のつづり方の教科書は大ベストセラーとなり、長い間アメリカの子どもたちの学びを支え続けました。

20年以上をかけた『アメリカ英語辞典』

ウェブスターは1806年に約4万語を収めた最初の辞書を出版します。しかし、彼の本当の目標はさらに大きなものでした。その後20年以上をかけて編纂を続け、1828年、約7万語を収録した『An American Dictionary of the English Language(アメリカ英語辞典)』を完成させます。このときウェブスターはすでに70歳でした。

この辞書には、それまでのどの辞書にも載っていなかった新しい言葉や意味が数多く取り込まれていました。独立したばかりのアメリカで生まれた新語や表現を、積極的に記録したからです。

color・centerのスペルを変えた人

ウェブスターのもう一つの大きな仕事が、スペル(つづり)の改革です。

イギリス式 アメリカ式(ウェブスター) 意味
colour color 色
centre center 中心
organise organize 組織する

発音と表記のずれを減らし、覚えやすいつづりにすること。そして、アメリカが自分たちの言葉の文化を持つこと。それがウェブスターの願いでした。私たちが中学校で習った英語のつづりの多くも、実はこの人の影響を受けているのです。

ウェブスターの死後、辞書の権利はメリアム兄弟に引き継がれ、現在も続く「メリアム・ウェブスター辞典」へと発展しました。一人の人物の情熱が、200年近くたった今も生き続けているわけです。

ちょっとひと息
70歳で大作を完成させたウェブスター。「始めるのに遅すぎることはない」と言いますが、長く続けることの力を教えてくれる人物でもあります。

日本の辞書にも「一人の情熱」の物語がある

日本にも、辞書づくりに人生をかけた人がいます。明治時代の国語学者大槻文彦は、十数年をかけて日本初の本格的な近代国語辞典『言海』を完成させました。

辞書は、どの国でも「言葉を正しく、豊かに伝えたい」という強い思いから生まれています。そう考えると、1冊の辞書がとても重みのあるものに見えてきませんか。

大人が辞書を楽しむ3つのヒント

1. 「ついでに隣の言葉」を読む

調べたい言葉の前後に載っている言葉にも目を通してみましょう。思いがけない言葉との出会いは、紙の辞書ならではの楽しみです。

2. 知っている言葉をあえて引く

「当たり前」「ちょうど」など、普段何気なく使っている言葉を引いてみると、意外な意味や使い方が見つかります。会話や文章の表現の幅が広がります。

3. 「今日の一語」を決める

辞書を適当に開いて、目に入った言葉を「今日の一語」にしてみましょう。その日のうちに一度使ってみると、ぐっと記憶に残ります。言葉を思い出す作業は、頭の体操にもなります。

今日のアドバイス
今日は通勤・通学の合間に、スマートフォンの辞書アプリでもかまいませんので、ひとつだけ新しい言葉を調べてみてください。たった一語でも、昨日より少しだけ言葉の引き出しが増えます。その小さな積み重ねが、ウェブスターのような大きな仕事につながっていくのかもしれません。

よくある質問

Q. 辞書の日はなぜ10月16日なのですか?

A. アメリカの辞書編纂者ノア・ウェブスターが1758年10月16日に生まれたことに由来します。

Q. ウェブスターはどんな辞書を作ったのですか?

A. 1828年に約7万語を収録した『アメリカ英語辞典』を完成させました。これが現在のメリアム・ウェブスター辞典のもとになっています。

Q. 金田一京助の誕生日と関係はありますか?

A. 関係はありません。国語学者・金田一京助の誕生日は1882年5月5日です。

まとめ

10月16日の辞書の日は、アメリカ英語の辞書を作り上げたノア・ウェブスターの誕生日にちなむ記念日です。彼の辞書とスペル改革は、今も世界中の英語に影響を与え続けています。

検索ひとつで答えが出る時代だからこそ、ゆっくり辞書をめくる時間は贅沢なひとときです。今日はぜひ、お気に入りの「一語」を見つけてみてください。

今日も一日、言葉とともに元気にお過ごしください。

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