はじめに
「自分にぴったり合う美しい靴を見つけたいけれど、夕方になると足が痛くなってしまう」「おしゃれなパンプスを履きたいのに、歩きにくくてすぐ疲れてしまう」といったお悩みを抱えていませんか? お気に入りの靴を履いて颯爽と歩く姿には誰もが憧れますが、足の形やサイズに合わない靴を選んでしまうと、日々の歩行そのものが大きなストレスになってしまいます。
👇 本記事でわかる3つの重要ポイント 👇
- 【テーマ1】9月2日「ダイアナの靴の日」が制定された由来と美しい靴作りのこだわり
- 【テーマ2】足が痛くならない!自分の足に本当にフィットする靴選びの黄金ルール
- 【テーマ3】お気に入りの靴を10年愛用するためのプロ直伝のお手入れ術と足のセルフケア
この記事を読むことで、自分に本当に似合う運命の一足を見つける選び方のコツや、お気に入りの靴を長く美しく保つ簡単なお手入れ方法がすっきりと分かります。毎日の足元がもっと快適になり、お出かけが一段と楽しくなるはずです。ぜひ最後までじっくりとお読みください。
9月2日「ダイアナの靴の日」の由来と歴史
「く(9)つ(2)」の語呂合わせで生まれた記念日
毎年9月2日は「ダイアナの靴の日」として広く親しまれています。この記念日は、「く(9)つ(2)」という大変分かりやすい語呂合わせから、女性向けの上質なシューズやバッグなどを手がける老舗ブランド「ダイアナ株式会社」によって制定されました。
一般社団法人・日本記念日協会にも正式に認定・登録されており、全国の靴好きやファッションを愛する方々の間で大切にされている記念日です。
記念日に込められた「美しい靴で女性の足元を彩る」という願い
この記念日が制定された大きな目的は、ただ単に靴をPRすることだけではありません。「女性の足元を美しく輝かせ、毎日をもっと自信に満ちた笑顔で過ごしていただきたい」という温かい願いが込められています。
靴は、単に足を保護するためだけの道具ではなく、履く人の姿勢や歩き方、さらにはその日の気分や自信までをも大きく左右する特別なファッションアイテムです。お気に入りの靴に足を入れた瞬間に背筋がすっと伸び、街を歩くのが楽しみになるような体験をより多くの人に届けたいという想いが、この記念日の根底に息づいています。
日本の婦人靴業界をリードしてきたダイアナの歩み
ダイアナは1953年の創業以来、日本人の足の形を徹底的に研究し続け、高いデザイン性と日本人の足に馴染む履き心地を両立させた靴作りを追求してきました。
ヨーロッパのエレガントなトレンドを取り入れつつも、日本女性の甲の高さや足幅、かかとの丸みなどに細やかに配慮した木型(ラスト)の開発を重ねています。そうした長年の真摯なモノづくりへの姿勢が、世代を超えて多くのファンに愛され続けている理由となっています。
知っておきたい!痛くならない靴選びの黄金ルール
まずは自分の「正しい足のサイズと特徴」を知る
靴選びで失敗してしまう最も大きな原因は、実は「自分の本当の足のサイズを知らないこと」にあります。
靴のサイズというと「23.5cm」といった足の長さ(足長)ばかりに注目しがちですが、快適な歩行のためには「足の幅(足幅)」や「足の周囲の太さ(足囲・ワイズ)」も同じくらい重要です。
- 足長(そくちょう):かかとから最も長い指の先端までの長さです。
- 足幅(そくぷく):親指の付け根の骨が出っ張っている部分から、小指の付け根の骨が出っ張っている部分までの直線距離です。
- 足囲(そくい・ワイズ):親指と小指の付け根の骨の出っ張りをメジャーでぐるりと一周巻いて測った太さです(JIS規格でA〜EEEEなどに分類されます)。
これらを一度しっかりと測ってみると、自分が思っていたサイズとは異なっていることも少なくありません。まずは自分の足の特徴を正しく把握することが、痛くならない靴探しの第一歩となります。
試着をする時間帯は「午後から夕方」がベスト
靴を買いに行く時間帯も、履き心地を左右する非常に大きなポイントです。
人の足は、重力の影響や血流の変化、長時間の歩行による疲労などによって、夕方になると血液や水分が下半身に溜まり、朝よりも0.5cmほどサイズが大きくなる(むくむ)と言われています。
そのため、足がすっきりしている午前中にぴったりの靴を買ってしまうと、夕方になって足がむくんだ際に強い圧迫感や痛みを感じてしまいます。靴を選ぶ際は、足が最もむくみやすい午後から夕方の時間帯に試着するのがおすすめです。
両足で履いて実際に店内を歩いて確認する
靴を試着する際は、座ったまま足を入れるだけで終わらせず、必ず両足で履いて立ち上がり、店内を数歩歩いてみることが大切です。
人間の足は左右で微妙にサイズや形が異なります。また、体重がかかった状態と座っている状態では、足の幅や長さの広がり方が大きく変化します。
立ち上がった状態で、以下の3つのチェックポイントをしっかりと確認しましょう。
- つま先の余裕(捨て寸):つま先に1.0cm〜1.5cmほどの適度な隙間があり、指先が靴の先端に当たって圧迫されていないか確認します。
- かかとのフィット感:一歩踏み出したときに、かかとがパカパカと浮いてしまわないか、逆にかかとの履き口がアキレス腱に食い込んで痛くないかを確認します。
- 土踏まずと甲のフィット感:土踏まずのアーチ部分が靴底に自然に沿っており、甲の部分が浮きすぎたり締め付けられすぎたりしていないかを確かめます。
美しい足元と健康を守るためのケア習慣
正しい歩き方が美脚と靴の長持ちをつくる
どれほど素晴らしい靴を履いていても、歩き方が崩れてしまっていると、足に偏った負担がかかってタコや靴擦れの原因になるだけでなく、靴の型崩れやかかとの偏摩耗を引き起こしてしまいます。
パンプスやヒールを履いて美しく快適に歩くための基本は以下の通りです。
- 頭のてっぺんから糸で真上に引っ張られているようなイメージで、背筋をまっすぐに伸ばします。
- お腹に軽く力を入れて重心を高く保ち、視線を足元ではなく10メートルほど前方に向けます。
- ローヒールの場合はかかとから着地しますが、ハイヒールの場合は「つま先とかかとがほぼ同時」に着地するように足をまっすぐ踏み出します。
- 膝が曲がったままにならないよう、足を前に出すときは膝をスムーズに伸ばす意識を持ちます。
この姿勢を意識するだけで、足への衝撃が全身にバランスよく分散され、歩き姿が格段に美しく見えます。
一日の終わりの足のセルフマッサージ
お気に入りの靴を履いて一日中頑張った足は、想像以上に筋肉が緊張し、疲労が溜まっています。その日の疲れはその日のうちにリセットすることが、翌日の軽やかな足取りへとつながります。
お風呂上がりなどの体が温まっているタイミングで、足の指の間に手の指をしっかりと挟み、足首を大きくぐるぐると回してあげましょう。また、足の裏の土踏まず周辺を親指で優しく押しほぐしたり、ふくらはぎを下から上へと撫で上げるようにマッサージしたりするだけで、血行が促進されて翌朝の足のむくみが驚くほどすっきりと解消されます。
お気に入りの靴を10年愛用するためのプロ直伝お手入れ術
毎日同じ靴を履き続けない「ローテーションの法則」
とても気に入った靴があると、ついつい毎日履きたくなってしまうものですが、同じ靴を連日履き続けることは靴の寿命を著しく縮める原因になります。
足の裏は、1日にコップ1杯分(約200ml)もの汗をかくと言われています。靴の内部に染み込んだその湿気が完全に乾燥するまでには、およそ1日〜2日ほどの時間が必要です。
最低でも2〜3足の靴を用意し、1日履いたら2日休ませるというローテーションを守ることで、革の劣化や型崩れを防ぎ、嫌な臭いやカビの発生を劇的に抑えることができます。
帰宅後すぐに行う30秒の簡単デイリーケア
靴を美しく長持ちさせるために、毎日特別なクリームを塗る必要はありません。帰宅した直後に以下の簡単なケアを行うだけで、靴の状態は劇的に変わります。
- ブラッシング:柔らかい馬毛ブラシを使い、表面についたホコリやチリをサッと払い落とします。縫い目や革のシワ部分には細かいゴミが溜まりやすいため、優しく丁寧にかき出します。
- シューキーパー(木型)の装着:歩行時にできた甲の履きジワを伸ばし、靴の反り返りを元に戻すために、シューキーパーをセットします。木製のシューキーパーを使用すると、靴内部の湿気も自然に吸収してくれます。
- 風通しの良い場所で陰干し:すぐに靴箱の扉を閉めてしまわず、玄関などの風通しの良い日陰で数時間湿気を飛ばしてから収納します。
素材別のお手入れポイント
靴の素材によって適切なお手入れ方法は異なります。それぞれの特徴に合わせた簡単なお手入れを心がけましょう。
- スムースレザー(一般的な本革):月に1回程度、専用のクリーナーで古いクリームや汚れを優しく拭き取り、革用の保湿クリームを薄く塗って乾拭きします。革に栄養とうるおいを与えることで、ひび割れを防ぎ美しいツヤが長続きします。
- スエード・起毛革:水や汚れに敏感なため、履く前に必ず防水スプレーをかけておきます。普段のお手入れは、真鍮ブラシや専用のゴムブラシを使って毛並みを整え、ホコリを払い落とすだけで十分です。
- エナメル(パテントレザー):表面が樹脂でコーティングされているため、水濡れには強いですが、乾燥や低温によるひび割れに注意が必要です。専用のエナメルローションを使って汚れを落とし、柔らかい布で優しく磨き上げます。
まとめ
9月2日の「ダイアナの靴の日」は、私たちが毎日を共に歩む「靴」の大切さを見つめ直し、足元から自分らしい美しさを楽しむきっかけを与えてくれる素敵な記念日です。
自分の足の特徴を正しく理解して心地よい靴を選び、正しい歩き方と優しいお手入れを習慣にすることで、足元のストレスは解消され、日々の暮らしやお出かけが何倍も快適で華やかなものへと変わっていきます。
ぜひこの機会に、ご自身の足のサイズを測り直してみたり、玄関の靴たちを優しくブラッシングしてあげたりして、足元から輝く素敵なライフスタイルを楽しんでみてください。

