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頭髪の日(10月20日)とは?由来と正しいヘアケアの基本をやさしく解説

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はじめに

朝の洗面台や枕元で抜け毛を見つけて、「最近、髪が細くなった気がする」と不安になったことはありませんか。毎年10月20日の「頭髪の日」は、そんな髪や頭皮の悩みを見直すきっかけとして生まれた記念日です。

👇 本記事でわかる3つの重要ポイント 👇

  • 【テーマ1】頭髪の日の由来と制定した団体
  • 【テーマ2】抜け毛やヘアサイクルの基礎知識
  • 【テーマ3】今日からできるシャンプーと乾かし方のコツ

記念日の豆知識から、毎日のヘアケアですぐに役立つ実践のポイントまで、順番にわかりやすくまとめました。髪の健康を考える一日として、ぜひ最後までお付き合いください。

10月20日「頭髪の日」とは?由来と制定した団体

頭髪の日は、「とう(10)はつ(20)」の語呂合わせから、公益社団法人日本毛髪科学協会が1977年(昭和52年)に制定した記念日です。目的は、髪と頭皮についての正しい知識を、広く一般の人に知ってもらうことにあります。

語呂合わせで覚えやすい記念日

10月を「とう」、20日を「はつ」と読むと「とうはつ(頭髪)」になります。数字の読み方で覚えやすく、一度聞くと忘れにくいのが特徴です。

制定から半世紀近くたった今でも、10月20日が近づくと、ヘアケア関連の企業が調査結果を発表したり、キャンペーンを行ったりと、さまざまな形で話題に上ります。たとえば美容の調査機関であるホットペッパービューティーアカデミーは、頭髪の日に合わせて「薄毛に関する意識調査」の結果を公表してきました。

制定した日本毛髪科学協会とはどんな団体?

日本毛髪科学協会は、毛髪と皮膚についての正しい知識を広めることを目的に、1966年(昭和41年)に社団法人として設立されました。薬事日報の記事によると、2011年からは内閣府の認定を受けた公益社団法人として活動しています。

同じ記事によれば、個人会員は理容師・美容師・薬剤師など約2,000人、賛助会員は製薬会社や化粧品会社など約70社です。一般の人への普及啓発のほか、会員の教育研修や、毛髪に関する調査研究も行っています。

なお、頭髪の日の制定団体について「日本美容毛髪安全協会」などと紹介されることもありますが、確認できた複数の情報源では、制定したのは日本毛髪科学協会とされています。

頭髪の日の前後に行われる「毛髪衛生月間」と無料相談

日本毛髪科学協会は、頭髪の日の前後の期間を「毛髪衛生月間」として、無料の毛髪相談や講演会などの啓発活動を全国で行っています。髪の悩みを専門家に直接聞いてもらえる機会でもあります。

毛髪衛生月間の期間について

期間については、紹介する情報源によって「前後約1か月」「前後約2週間」などと表現が分かれています。また、過去には10月20日から26日を「毛髪衛生週間」として紹介した記事もあります。年によって実施内容が変わる可能性もあるため、具体的な日程や会場は、その年の協会の発表で確認するのが確実です。

毛髪診断士による相談とは

相談に応じるのは、日本毛髪科学協会が認定する毛髪診断士という資格を持つ人たちです。薬事日報によると、毛髪診断士の認定制度を持っているのは国内で同協会だけとされています。

毛髪診断士は、抜け毛や頭皮の悩みを聞き、日々の手入れの方法をアドバイスする役割を担います。マイクロスコープで頭皮の状態を確かめることもありますが、医療行為や特定の商品の販売は行わないとされています。病気が疑われる場合は、皮膚科などの医療機関に相談することになります。

同じ10月20日の「ヘアブラシの日」と髪にまつわる記念日

10月20日は頭髪の日だけでなく、「ヘアブラシの日」でもあります。同じ「とうはつ」の語呂合わせを使った、髪に関係する記念日がほかにもあります。

ヘアブラシの日は、歯ブラシやヘアブラシのメーカーなどでつくる全日本ブラシ工業協同組合が、1996年(平成8年)に制定しました。同組合は10月を「ヘアケア月間」として、ブラシを使った手入れのPRも行っています。

記念日 日付 制定した団体 由来
頭髪の日 10月20日 日本毛髪科学協会(1977年) とう(10)はつ(20)
ヘアブラシの日 10月20日 全日本ブラシ工業協同組合(1996年) とう(10)はつ(20)
頭髪記念日 10月8日 奈良県理容生活衛生同業組合(2017年に日本記念日協会が認定) とう(10)はつ(8)
髪について考える日 1月11日 株式会社レッドビジョン(2024年に日本記念日協会が認定) 行動の始まりを表す「1」が3つ並ぶ日

このように、10月は髪に関する記念日が集まる月です。季節の変わり目で髪や頭皮の状態が気になりやすい時期でもあるので、ケアを見直すタイミングとしてちょうどよいと言えます。

知っておきたい髪の基礎知識:本数・抜け毛・強さ

髪は毎日一定の数が自然に抜け、また新しく生えてきます。抜け毛の本数だけで慌てず、まずは髪の「一生」の仕組みを知っておくことが大切です。

髪の毛は約10万本、1日50〜100本は自然に抜ける

頭の髪の毛は、およそ10万本あるといわれます。そして健康な人でも、1日に50〜100本ほどが自然に抜けていると考えられています。

10万本のうち100本だとすると、割合はわずか0.1%ほどです。シャンプーのときにまとめて抜けると多く見えますが、それだけで心配しすぎる必要はありません。

ヘアサイクル(毛周期)の3つの時期

髪の毛1本1本には寿命があり、「成長期」「退行期」「休止期」という3つの時期をくり返しています。この流れをヘアサイクル(毛周期)と呼びます。

時期 どんな状態か 期間の目安
成長期 髪が太く長く伸びる時期 数年(2〜7年程度と、情報源により幅あり)
退行期 成長が止まり、毛根が小さくなる時期 約2週間
休止期 成長が完全に止まり、抜ける準備をする時期 約3か月

休止期にある髪は全体の約1割とされます。10万本の1割、つまり約1万本が約3か月(約100日)かけて抜けると考えると、1日あたり約100本になります。これが「1日100本程度なら自然な範囲」といわれる理由です。

1本1本の髪はばらばらのタイミングでこのサイクルを回しているため、健康な状態なら一度に大量に抜けることはありません。問題になるのは、抜けたあとに生えてくる髪が十分に育たなくなることです。

実はとても丈夫な髪の毛

髪は細くて弱そうに見えますが、意外なほど丈夫です。栃木県下野市の広報紙によると、髪の毛1本を引っ張って切るには約150gの力が必要で、10本ほどの束で1.5リットルのペットボトルを持ち上げられるほどの強さがあるそうです。

それだけ丈夫な髪も、毎日の摩擦や熱、乾燥でダメージを受けます。だからこそ、日々の手入れの仕方が髪の状態を左右します。

今日からできる正しいヘアケアの基本

ヘアケアで大切なのは、高価な商品を選ぶことよりも、「どう洗い、どう乾かすか」です。毛髪診断士の指導講師や美容の専門家も、洗い方そのものの大切さをくり返し伝えています。

シャンプー前のブラッシング

髪がかわいた状態でブラッシングをすると、髪のもつれがほどけ、頭皮の汚れも浮きやすくなります。いきなり根元からとかさず、毛先から少しずつほぐすのがコツです。スタイリング剤を使った日は、とくに効果的です。

お湯だけで洗う「予洗い」を1分ほど

予洗いとは、シャンプーをつける前に、お湯だけで髪と頭皮をしっかり洗い流すことです。これだけでも汚れはかなり落ち、シャンプーの泡立ちもよくなります。

後頭部や襟足はお湯が届きにくい場所です。髪をかき分けて地肌を出し、頭皮のすみずみまでお湯を通しましょう。

泡立ててから、指の腹でやさしく洗う

シャンプーは髪に直接つけず、手のひらで軽く泡立ててから頭皮にのせます。洗うときは爪を立てず、指の腹や手のひら全体を使って、頭皮を動かすようにやさしくもみ洗いします。

強くこする必要はありません。ゴシゴシ洗うと頭皮や髪を傷める原因になるため、「マッサージをする」くらいの力加減を意識しましょう。

すすぎは念入りに、洗ったら早めに乾かす

すすぎは、シャンプーの工程の中でもとくに大事なステップです。予洗いと同じように1分程度、前から後ろから、根元までお湯を通して泡を残さないようにします。耳の後ろやうなじは泡が残りやすいので注意が必要です。

洗ったあとは、タオルでやさしく水気を取り、できるだけ早くドライヤーで乾かします。ぬれた髪は摩擦に弱く、そのまま放置するとクセやダメージにつながりやすいためです。

生活習慣も髪の健康を支える

髪の原料はたんぱく質で、血液によって頭皮へ栄養が運ばれます。現代ビジネス(ブルーバックス)の記事では、血流の悪化が髪の成長を妨げることや、脂っこい食事に偏ることや喫煙が血行に悪影響を与えることが紹介されています。

  • 栄養バランスのよい食事をとる
  • たばこを控える
  • 十分な睡眠と適度な運動を心がける

特定の食べ物だけに頼るのではなく、全体のバランスを整えることが大切です。なお、抜け毛や頭皮の状態には個人差が大きく、病気が隠れている場合もあります。気になる症状があるときは、個人の状況によって異なるため、皮膚科などの医療機関や専門家に相談してください。

よくある質問

頭髪の日は誰が決めたのですか?

公益社団法人日本毛髪科学協会が、1977年に制定しました。「とう(10)はつ(20)」の語呂合わせが由来で、髪と頭皮の正しい知識を広めることが目的です。

1日に何本くらい抜けたら注意が必要ですか?

健康な人でも1日50〜100本ほどは自然に抜けるとされています。本数だけでは判断しにくいため、急に抜け毛が増えた、一部分だけ地肌が目立つといった変化があれば、皮膚科などに相談すると安心です。

シャンプーは高いものを使ったほうがいいですか?

専門家の多くは、商品選びよりも洗い方が大切だと伝えています。自分の頭皮に合い、無理なく続けられるものを選び、予洗い・泡立て・すすぎを丁寧に行うことを優先しましょう。

10月20日はほかにどんな記念日がありますか?

同じ「とうはつ」の語呂合わせから、全日本ブラシ工業協同組合が制定した「ヘアブラシの日」でもあります。同組合は10月を「ヘアケア月間」としています。

まとめ

10月20日の頭髪の日は、日本毛髪科学協会が1977年に「とうはつ」の語呂合わせで制定した、髪と頭皮の正しい知識を広めるための記念日です。前後の期間には毛髪衛生月間として、毛髪診断士による無料相談などの啓発活動も行われています。

髪は1日50〜100本ほど自然に抜け、ヘアサイクルによって生え変わっています。大切なのは、ブラッシング、予洗い、やさしい洗い方、念入りなすすぎ、早めの乾燥という基本を毎日続けることです。

まずは今夜のシャンプーで、予洗いとすすぎをそれぞれ1分ずつ、時間を計って試してみてください。いつもの洗い方との違いに気づくきっかけになるはずです。

参考リスト

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