はじめに
「第1回シンポジウムから、今年で何年?」「卵1個の値段は?」「白身は、全体の何%?」。暮らしのなかには、ちょっとした計算で答えが出せる疑問が、たくさんあります。
たまごと、りんご風呂。まったく別の世界に見えますが、どちらも数を整理して、筋道を立てて答えを導くという楽しさがあります。
👇 本記事でわかる3つの重要ポイント 👇
- 【テーマ1】年号の差から、経過した年数を求める
- 【テーマ2】全体の値段から、1個あたりの値段や、人数分の量を求める
- 【テーマ3】全体と一部から、割合(%)や、期間の合計を求める
使うのは、たし算・ひき算・かけ算・わり算と、電卓があれば十分です。全部で6問のドリルを用意しました。ぜひ答えを開く前に挑戦してみてください。
第1部:たまごかけごはんの日・年数と割合の算数パズル
年数・単価・割合の基本
10月30日は「たまごかけごはんの日」です。ここでは、年数、卵の値段、卵の白身や黄身の割合にまつわる計算を、確かめます。
- 経過年数:あとの年−はじめの年
- 1個あたりの値段:全体の値段÷個数
- 割合(%):一部の量÷全体の量×100
年号は、2005年に島根県雲南市で第1回日本たまごかけごはんシンポジウムが開かれたことに基づく、実際の年号です。卵の値段やしょうゆの量、白身や黄身の重さなどの数字は、すべて計算練習用の仮の値です。
【ドリル1】第1回シンポジウムから、何年?
2005年に、島根県雲南市で、第1回日本たまごかけごはんシンポジウムが開かれました。
(1)2026年は、第1回から何年後でしょうか。
(2)第1回から10年後は、何年でしょうか。
(3)2026年は、その10年後の年から、何年後でしょうか。
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答え:(1)21年 (2)2015年 (3)11年
- (1)2026−2005=21年
- (2)2005+10=2015年
- (3)2026−2015=11年。または、21−10=11年
(3)は、(1)から10を引いても、確かめられます。
【ドリル2】卵の値段と、しょうゆの量
卵が、6個入りで240円(仮の値)で売られています。
(1)卵1個は、何円でしょうか。
(2)5人が、1個ずつ食べると、卵代は何円でしょうか。
(3)1人あたり、しょうゆを5ml(仮の値)かけるとき、100mlのびんで、何人分になるでしょうか。
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答え:(1)40円 (2)200円 (3)20人分
- (1)240÷6=40円
- (2)40×5=200円
- (3)100÷5=20人分
1個あたりの値段を求めてから、人数をかけると、計算の流れが整理しやすくなります。
【ドリル3】卵の白身と黄身の割合
卵1個(60g、仮の値)は、白身36g、黄身18g、殻6g(仮の値)に分けられるとします。
(1)白身は、全体の何%でしょうか。
(2)黄身は、全体の何%でしょうか。
(3)殻は、全体の何%でしょうか。また、3つの割合を合計すると、何%になるでしょうか。
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答え:(1)60% (2)30% (3)10%、合計100%
- (1)36÷60×100=60%
- (2)18÷60×100=30%
- (3)6÷60×100=10%。60+30+10=100%
すべての割合を合計して、100%になることを確かめると、計算ミスを防げます。

第2部:初恋の日・年数と日数のパズル
年数と期間の基本
10月30日は「初恋の日」でもあります。ここでは、年数と、期間の合計にまつわる計算に挑戦します。基本は、次の2つです。
- 期間の月数(両端を含む):終わりの月−はじめの月+1(年をまたぐときは、月を並べて数える)
- 全体の量:1日あたりの量×日数
年号は、1896年に詩「初恋」が文芸誌『文学界』に発表されたこと、1897年に詩集『若菜集』が刊行されたこと、りんご風呂が10月から5月までの提供であることに基づく、実際の数字です。1か月の日数や、使うりんごの数などは、すべて計算練習用の仮の値です。
【ドリル4】「初恋」の発表から、何年?
1896年に、詩「初恋」が発表されました。翌1897年に、詩集『若菜集』が刊行されました。
(1)2026年は、「初恋」の発表から何年後でしょうか。
(2)2026年は、『若菜集』の刊行から何年後でしょうか。
(3)「初恋」の発表から、『若菜集』の刊行までは、何年でしょうか。
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答え:(1)130年 (2)129年 (3)1年
- (1)2026−1896=130年
- (2)2026−1897=129年
- (3)1897−1896=1年。または、130−129=1年
「年の差」は、あとの年から、はじめの年を引くと求まります。
【ドリル5】りんご風呂の提供期間
「初恋りんご風呂」は、10月から5月まで提供されています(両端の月を含みます)。1か月を30日(仮の値)として計算します。
(1)提供期間は、何か月でしょうか。
(2)提供期間は、何日でしょうか。
(3)1日に、りんごを20個(仮の値)使うとすると、期間中に、何個使うでしょうか。
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答え:(1)8か月 (2)240日 (3)4,800個
- (1)10月、11月、12月、1月、2月、3月、4月、5月で、8か月
- (2)30×8=240日
- (3)20×240=4,800個
年をまたぐ期間は、「12−10+1=3か月(10〜12月)」と、「5か月(1〜5月)」を足して、3+5=8か月、と求めることもできます。
【ドリル6】恋の十文字パズル
中央の空欄【 ? 】に漢字1文字を入れて、上から下、左から右へと読む「4つの二字熟語」を完成させてください。
初
失【 ? 】愛
人
(※「初?」、「失?」、「?愛」、「?人」という4つの熟語ができます!)
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答え:恋
完成する熟語は、初恋[ハツコイ]、失恋[シツレン]、恋愛[レンアイ]、恋人[コイビト]です。初恋の日にちなんだ、「恋」の字を使った言葉が揃います。

2つのパズルに共通する「考え方」
- 別の式で、確かめる:年数や割合の計算は、足し算や引き算を組み合わせて、同じ答えになるかを、確かめます。
- 「合計」を確かめる:割合は、すべて足して100%になるかを確かめると、間違いが減ります。
- 自作問題に挑戦:家にある卵の個数や、好きな季節の期間を使って、オリジナルの問題を作ってみるのもおすすめです。
まとめ
第1部では、シンポジウムからの年数、卵の値段としょうゆの量、白身と黄身の割合の計算を、学びました。
第2部では、「初恋」の発表からの年数、りんご風呂の提供期間と個数の計算、そして「恋」の十文字パズルに挑戦しました。
たまごも、りんご風呂も、数字を整理すれば、筋道を立てて考えられます。金曜日の朝、ぜひ紙とペンで、ゆったりと楽しんでみてください。

