👇 この記事の要点(読了目安:約5分) 👇
- 【物語】卵の端をつぶして立ててみせ、「最初にやることが難しい」と語ったとされる逸話
- 【学び】行き詰まったときは、頑張る量より、やり方の切り口を変えてみる
- 【今日やること】行き詰まっていることを1つ選び、やり方を1つだけ変える案を書く
2026年10月21日、水曜日。おはようございます。
一週間の真ん中、水曜日の朝です。「同じやり方で、ずっと進んでいない」「頑張っているのに、壁にぶつかる」と、感じていませんか。
結論:壁を破るのは、力の強さだけではありません。ちょっとした切り口の変更が、道を開くことがあります。
水曜日の朝に「コロンブスの卵」を読む理由
水曜日は、週の折り返しで、疲れや行き詰まりを感じやすい日です。昨日は「迷いを断ち切って選ぶ」ことを考えました。今日は、その続きとして、「行き詰まりを切りかえで破る」ことを考えてみましょう。
そこで読みたいのが、「コロンブスの卵」の逸話です。
今日の一話:逸話「コロンブスの卵」
※この話は、16世紀のイタリアの歴史家ジローラモ・ベンゾーニが、1565年の著作に記したことで広まったとされています。ただし、史実かどうかは、古くから疑問視されています。以下は、広く知られる形を、分かりやすく語り直したものです。
大航海時代のお話です。
探検家のコロンブスは、大西洋を西へ渡って、新しい大陸にたどり着きました。
ところが、ある晩さん会で、ひとりの人が、こう言いました。
「西へ船を進めれば、誰だって、あの土地に着けたでしょう。たいしたことではありませんよ。」
コロンブスは、しばらく黙っていましたが、やがて、ひとつの卵を取り出して、言いました。
「みなさん、この卵を、テーブルの上に立ててみてください。」
人々は、次々に、挑戦しました。
けれども、卵はころんと転がるばかりで、誰も立てることができません。
すると、コロンブスは、卵を手に取り、その端を、テーブルに軽く打ちつけて、少しつぶしました。
そして、つぶした端を下にして、卵を、すっと立ててみせたのです。
「なんだ、そんなことなら、わたしにもできる」と、人々は言いました。
コロンブスは、にっこりと笑って、答えました。
「そうです。やり方を知ってしまえば、誰にでもできるのです。けれども、はじめにやってみせることが、いちばん難しいのですよ。」
※この逸話は、建築家フィリッポ・ブルネレスキが、フィレンツェの大聖堂のドーム設計で、卵を立ててみせたという話と、とてもよく似ています。どちらの話が先に生まれたのかについては、議論があります。
「コロンブスの卵」の意味と教訓
この逸話が伝えているのは、誰かがやってみせれば簡単に見えることも、最初に思いついて、実行することには、大きな価値があるということです。
わたしたちが行き詰まるとき、同じやり方を、力いっぱい繰り返していることがよくあります。卵を、ただ立てようとしていても、うまくいきません。ところが、「端を少しつぶす」という、ほんの小さな切り口の変更で、道が開けたのです。
ここで大切なのは、「当たり前のやり方」を、いったん疑ってみることです。ただし、ルールを破れという意味ではありません。目的は変えずに、やり方だけを変えてみる。それが、発想の転換です。
なお、コロンブスの話は、史実かどうか、確かめられていません。ここでは、「ものの見方を変えるきっかけ」を伝える話として、味わってみてください。
今日やること:やり方を、1つだけ変える案を書く
✅ 今日やること(これだけでOK)
いま行き詰まっていることを1つ選び、「やり方を1つだけ変えるなら、どうするか」を、一行で書く。
たとえば、「メールを書く前に、電話で話す」「資料を最初から作らず、目次だけ先に決める」「いつもと逆の順番で進める」といった、小さな変更で十分です。
書いたら、ぜひ、今日のうちに、5分だけ試してみてください。うまくいかなくても、新しい発見が、ひとつ増えます。
まとめ:コロンブスの卵が教えてくれたこと
2026年10月21日、水曜日。
行き詰まりは、頑張りが足りないからではなく、切り口を変えるタイミングだからかもしれません。
今日、壁を感じたら、深呼吸を一つして、心の中でこう呟いてみてください。
「やり方を、
一つ変えてみる」
焦らず、あなたのペースで、風通しのよい水曜日をお過ごしください。いってらっしゃい!

