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立冬と鍋の日が重なる2026年11月7日|冬の始まりに鍋を囲もう

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はじめに

朝晩の空気がひんやりしてきて、「そろそろ温かいものが食べたい」と感じる季節になりました。2026年は、暦の上で冬が始まる「立冬」が11月7日(土)にあたり、同じ日が「鍋の日」でもあります。立冬と鍋の日が重なる週末は、家族や仲間と鍋を囲むのにぴったりのタイミングです。

👇 本記事でわかる3つの重要ポイント 👇

  • 【テーマ1】立冬の意味と2026年の日付
  • 【テーマ2】鍋の日が11月7日になった由来
  • 【テーマ3】鍋をおいしく安全に囲むコツ

暦の豆知識から鍋料理の歴史、ご当地鍋、塩分や取り箸の注意点まで、この記事を読めば「今夜の鍋」がもっと楽しくなります。冬の始まりの一日を味わう準備として、ぜひ最後までお読みください。

2026年の立冬は11月7日(土)|意味と七十二候

2026年の立冬は11月7日(土)で、国立天文台の暦要項によると、立冬に入る時刻は18時52分です。この日から次の節気「小雪」の前日(11月21日)までが、立冬の期間になります。

立冬とは「冬が立つ」日

立冬(りっとう)は、1年を24に分けて季節を表す「二十四節気(にじゅうしせっき)」のひとつで、19番目にあたります。「冬が立つ」と書くとおり、冬の気配が感じられ始める時期のことです。暦の上では、立冬から2月初めの立春の前日までが冬とされます。

天文学的には、太陽が空の上を1年かけて動く道すじ(黄道)で、太陽の位置が225度になる瞬間を立冬と呼びます。暦では、その瞬間を含む日を「立冬の日」とします。そのため日付は毎年固定ではなく、11月7日か8日ごろになります。

2026年の日付と前後の節気

国立天文台が発表した「令和8年(2026)暦要項」で、立冬の前後の節気を確認すると、次のようになります。時刻は日本の標準時です。

節気 2026年の日付 時刻
霜降(そうこう) 10月23日 18時38分
立冬(りっとう) 11月7日 18時52分
小雪(しょうせつ) 11月22日 16時23分
冬至(とうじ) 12月22日 5時50分

ちなみに、2027年の立冬は11月8日(月)になる見込みです。毎年「11月7日」と覚えていると、ずれる年があるので注意しましょう。

立冬の七十二候

二十四節気をさらに約5日ずつ3つに分けたものを「七十二候(しちじゅうにこう)」といいます。立冬の期間は、次の3つの候で季節の移り変わりを表しています。

  • 初候(11月7日ごろ):山茶始開(つばきはじめてひらく)…山茶花(さざんか)が咲き始めるころ
  • 次候(11月12日ごろ):地始凍(ちはじめてこおる)…大地が凍り始めるころ
  • 末候(11月17日ごろ):金盞香(きんせんかさく)…水仙が咲き、香りを放つころ

実際には、北日本以外の多くの地域では、立冬のころもまだ秋らしい気配が残り、紅葉の見ごろが続くところもあります。暦の「冬」と体感の「冬」には少し差があることも、季節の楽しみ方のひとつです。

「鍋の日」とは?ヤマキが立冬に合わせて制定した理由

「鍋の日」は、かつお節や鍋つゆで知られる食品メーカー、ヤマキ株式会社(愛媛県伊予市)が制定した記念日です。11月7日が立冬になる年が多いことから、この日付が選ばれました。

鍋の日に込められた願い

ヤマキが鍋の日を定めた背景には、冬に向かって鍋物がよりおいしくなることを伝え、家族で鍋を囲んで団らんを楽しんでほしいという願いがあります。この記念日は、一般社団法人・日本記念日協会に認定・登録されています。

つまり鍋の日は、「立冬=冬の始まり」と「鍋=冬の食卓の主役」を結びつけた日です。2026年は立冬と鍋の日がぴったり同じ日に重なり、しかも土曜日なので、家族がそろいやすいのもうれしいポイントです。

11月7日は「温かい記念日」がいっぱい

11月7日には、鍋の日のほかにも、立冬にちなんだ記念日がたくさんあります。冬の始まりを感じさせるものが多いのが特徴です。

  • もつ鍋の日:「いい(11)もつな(7)べ」の語呂合わせと、立冬になる年が多いことから。日本畜産副産物協会や丸協食産が制定
  • あられ・おせんべいの日:全国米菓工業組合が1985年に制定。新米がとれる季節に米菓を楽しんでほしいという思いから
  • 腸温活の日:フジッコ株式会社が制定。朝に温かい料理を食べる習慣を広めるため
  • 鍋と燗の日、湯たんぽの日、ココアの日 など

このように、11月7日はまさに「体を温める日」といえるほど、温かい食べ物や道具にちなんだ記念日が集まっています。

鍋料理の歴史|一人用の鍋から「みんなでつつく鍋」へ

大勢でひとつの鍋をつつく今のスタイルは、意外にも比較的新しいものだとされています。昔は自分の分を取り分けて食べたり、一人用の小さな鍋で食べたりするのが基本でした。

縄文時代の土器から囲炉裏へ

食材を器に入れて煮るという調理法は、土器が生まれた縄文時代にまでさかのぼるといわれています。その後、炉やかまど、そして囲炉裏(いろり)で鍋や釜を使って煮炊きする時代が長く続きました。ただし、煮たものは銘々の膳に取り分けて食べるのが普通で、現在の「鍋料理」とは別のものだったと考えられています。

江戸時代の「小鍋立て」と七輪

18世紀後半ごろになると、火鉢や七輪(しちりん)などを使い、少人数で煮ながら食べる「小鍋立て(こなべだて)」が登場し、これが今の鍋料理の原型になったとされています。当時は自分の箸で同じ鍋をつつく「直箸(じかばし)」を良しとしない考え方もあり、一人用の鍋が基本だったという説もあります。

明治の牛鍋から、カセットコンロの時代へ

明治時代に入ると肉を食べる習慣が広まり、庶民の間で牛鍋が大流行しました。さらに、家族がひとつの卓を囲む「ちゃぶ台」の普及とともに、鍋料理は一般の家庭に広がっていきます。その後、卓上で使えるカセットコンロが登場したことで、家庭で手軽に鍋を楽しめるようになり、現在のような「冬の団らんの定番」となりました。

冬の始まりに味わいたいご当地鍋

日本の鍋料理は種類がとても多く、地域の気候や特産品と結びついた「ご当地鍋」が各地にあります。農林水産省のWebサイト「うちの郷土料理」では、全国の郷土料理の由来やレシピが紹介されています。

ここでは、立冬のころから特においしくなる代表的なご当地鍋を、表にまとめました。

地域 鍋の名前 主な特徴
北海道 石狩鍋 サケと野菜を味噌で煮込む。漁師が獲れたてのサケを味噌汁の鍋に入れて食べたのが始まりとされる
秋田県 きりたんぽ鍋 つぶしたご飯を棒に巻いて焼いた「きりたんぽ」を、鶏だしで野菜と煮込む。新米の収穫後に囲む習慣がある地域も
茨城県 あんこう鍋 身・肝・皮など、あんこうをほぼ丸ごと使う。肝をスープに溶かすとコクが深まる
福岡県 水炊き 鶏肉を骨ごと煮込んだスープに野菜を加え、ポン酢などで食べる

このほかにも、寄せ鍋、すき焼き、しゃぶしゃぶ、ちゃんこ鍋、もつ鍋、豆乳鍋、キムチ鍋、ミルフィーユ鍋など、家庭で楽しめる鍋はたくさんあります。立冬の日に「今年最初の鍋」を何にするか、家族で話し合うのも楽しい時間になります。

鍋を囲むメリットと気をつけたいポイント

鍋料理は、肉や魚、豆腐、野菜、きのこを一度にとれる、栄養バランスのよい料理です。一方で、スープの塩分と、生肉の扱い方には少し注意が必要です。

一品でいろいろな食材がとれる

肉や魚、豆腐からはたんぱく質、野菜やきのこからはビタミンやミネラルがとれます。しめにご飯やうどんを入れれば、主食まで一つの鍋で整います。温かい料理なので体が温まり、冷えを感じ始める立冬の時期にはうれしい献立です。

スープの飲みすぎに注意して塩分を控える

農林水産省のWebサイトによると、厚生労働省の「日本人の食事摂取基準(2025年版)」では、食塩の1日の目標量は成人男性が7.5g未満、女性が6.5g未満とされています。一方、令和5年国民健康・栄養調査では、1日の食塩摂取量の平均は9.8gで、目標より多くとっているのが現状です。

鍋はスープに塩分が多く含まれるため、しめの雑炊などでスープまで飲み干すと、一食でかなりの塩分になります。次のような工夫で、おいしさを保ちながら塩分を控えることができます。

  • 昆布やかつお節、きのこなどで、だしのうま味をしっかりきかせる
  • しょうが、ゆず、ねぎ、七味唐辛子などの薬味や香りで味に変化をつける
  • 市販の鍋つゆは、栄養成分表示の「食塩相当量」と使う量を確かめる
  • スープは飲み干さず、しめは量を決めて楽しむ

なお、塩分の適量や食事の制限は、持病や体の状態によって異なります。高血圧などで治療中の方は、主治医や管理栄養士にご相談ください。

生肉用の箸と食べる箸を分ける

生の肉には、カンピロバクターや腸管出血性大腸菌などの食中毒菌が付いていることがあります。自治体の保健所などは、肉の中心部を75℃で1分以上加熱することや、生肉をつかむ箸やトングを食べる箸と分けることを呼びかけています。

  • 生肉を入れるときは、専用の取り箸やトングを使う
  • 肉は中心の色が変わるまで、しっかり火を通す
  • 生肉を扱った手や調理器具は、よく洗ってから他の食材に触れる

みんなで同じ鍋をつつくときこそ、取り箸のルールを決めておくと安心です。小さな子どもや高齢の方がいる家庭では、特に気をつけましょう。

2026年の立冬を「鍋の日」として楽しむアイデア

2026年の立冬は土曜日なので、ふだんより時間をかけて、季節を味わう鍋の日にするのがおすすめです。難しい準備は必要なく、少しの工夫で「冬の始まりの行事」らしくなります。

  1. 今年最初の鍋のテーマを決める(定番の寄せ鍋、ご当地鍋、もつ鍋の日にちなんだもつ鍋など)
  2. 旬の白菜やねぎ、きのこ、根菜をたっぷり用意する
  3. 取り箸とトングを用意し、生肉用と食べる用を分けておく
  4. 立冬に入る18時52分ごろに合わせて、鍋を火にかける
  5. 食べながら、七十二候や各地のご当地鍋の話をして季節を感じる

夕方に立冬の「瞬間」を迎えるのは、2026年ならではの楽しみ方です。湯気の立つ鍋を囲みながら、「今日から暦の上では冬だね」と話すだけでも、季節の節目が心に残ります。

よくある質問

立冬は毎年11月7日ですか?

いいえ、毎年同じではありません。立冬は太陽の位置で決まるため、11月7日か8日ごろになります。2026年は11月7日ですが、2027年は11月8日になる見込みです。

鍋の日は誰が決めたのですか?

愛媛県伊予市に本社がある食品メーカー、ヤマキ株式会社が制定しました。11月7日が立冬になる年が多いことにちなんでおり、一般社団法人・日本記念日協会に認定・登録されています。

立冬に食べると決まっている食べ物はありますか?

冬至のかぼちゃのように、立冬に特定の物を食べる全国的な風習はないとされています。ただ、近年は鍋の日やあられ・おせんべいの日など、立冬にちなんだ記念日が増え、温かい料理を楽しむきっかけの日になっています。

鍋の塩分を減らすにはどうすればいいですか?

だしのうま味や、しょうが・ゆずなどの薬味を上手に使い、つゆの味を濃くしすぎないことがポイントです。スープを飲み干さないことも効果があります。持病のある方は、医師や管理栄養士の指示に従ってください。

まとめ

2026年は、暦の上で冬が始まる立冬(18時52分)と、ヤマキが制定した「鍋の日」が、11月7日(土)にぴったり重なります。一人用の小鍋から始まった鍋料理は、ちゃぶ台やカセットコンロとともに「みんなで囲む団らんの料理」へと育ってきました。

おいしく安全に楽しむコツは、だしと薬味で塩分を控えめにすること、そして生肉用の箸と食べる箸を分けることです。まずは今週末の献立に「今年最初の鍋」を入れて、どの鍋にするか家族で決めるところから始めてみましょう。

参考リスト

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