おはようございます!2026年11月6日、金曜日の朝がやってきました。
昨日は、メンデレーエフに学んで、散らかった情報を並べて、空欄を見つける方法をお伝えしました。今朝はいかがでしょうか。1週間の最後の日は、「あれもできなかった、これも残っている」と、できなかったことばかりが目につきやすい日でもあります。そんなときは、「できたこと」に目を向けて、気持ちよく着地するのがおすすめです。
世界中の偉人・哲人の思考を紐解く思考プロトコルシリーズ、金曜日の「ランディング」にあたる本日は、アメリカの政治家であり、科学者であり、印刷業者でもあったベンジャミン・フランクリン(1706年〜1790年)の思考プロトコルをご紹介します。
🌙 「毎晩、今日のよいことを問いかける」
フランクリンは、自伝のなかで、自分を少しずつよくしていくための工夫を、くわしく語っています。そのひとつが、「十三の徳目」です。節制、沈黙、秩序、勤勉、誠実など、13の徳を決めて、1週間に1つずつ、重点的に意識する、というものでした。
13の徳を、1週間に1つずつ回すと、13週間で一巡します。フランクリンは、これを1年に4回くり返せるようにしていた、と自伝に書いています。小さな手帳に表をつくり、守れなかった日には、印をつけて、確かめていたそうです。
そして、この習慣の土台にあったのが、1日の「問いかけ」です。自伝によれば、フランクリンは、朝には「今日は、どんなよいことをしようか」と自分に問い、夜には「今日は、どんなよいことをしただろうか」と問いかけて、1日を振り返っていました。
フランクリンは、自伝のなかで、すべての徳目を完全には身につけられなかったことも、正直に認めています。それでも、挑戦しなかった場合よりも、よい人間になれた、と振り返っています。
この話が教えてくれるのは、完璧を目指さなくても、毎日「振り返る」だけで、人は少しずつ前に進めるということです。そして、反省よりも先に、「できたこと」を数えることが、気持ちのよい着地につながる、ということです。
金曜日は、1週間のまとめの日です。できなかったことを責めるのではなく、「できたこと」と「来週の最初の一歩」を、短く書いておきましょう。それだけで、週末を、軽い気持ちで迎えられます。
💡 金曜の1週間を着地させる「フランクリン・夜の問いかけプロトコル」
- ① 今週「できたこと」を3つ書く
「今週、どんなよいことをしただろうか」と問いかけて、小さなことでよいので、3つ書き出します。「朝、散歩をした」「メールに早く返事をした」など、なんでも構いません。 - ② 「やり残し」を1つだけ選んで、来週に預ける
残っていることを全部抱えず、いちばん気になるものを1つだけ選びます。それ以外は、「来週の自分に預ける」と決めて、いったん手放します。 - ③ 来週の「最初の一歩」を1行で書く
来週の月曜日に、最初にやることを、1行だけ書いておきます。「月曜の朝は、まず○○を確認する」くらいで十分です。
✨ 振り返って、やさしく着地する!
1週間の着地は、完璧でなくて構いません。「できたこと」を数え、「やり残し」を1つ預け、「最初の一歩」を書く。それだけで、頭のなかが落ち着いて、週末が、すっと始まります。
フランクリンのように、振り返って、やさしく着地してくださいね。それでは、本日もあなたにとって、のびやかな気持ちと小さな発見に満ちた1日になりますように。いってらっしゃい!

